- ギターを入手した時にやることを知りたい
- 早く上手になるためにスタートダッシュをかけたい
- ギターはどうやって保管したらいいの?
エレキギターやアコースティックギターを手に入れる瞬間ってワクワクしますよね。特にそれが初めてのギターだった場合、なお胸が高鳴ることだと思います。
ですが、ギターを手に入れたときに何から始めればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。僕も最初のギターを手に入れたときはやることがわからず、1〜2ヶ月は適当にギターを触るだけで全く上達しませんでした。
ギターは習慣づけて弾いていないと上達しない楽器です。特に始めたての頃は重要で、やるべきことを知り毎日少しずつでも覚えていくことで早く上達できます。
この記事ではギターが届いたばかりの人がやるべきこと8つを解説していきます。ギターをこれから購入する人や手に入れてから何をしたらいいのかわからない人はじっくり読んで実践してみてください。
20年以上のギター経験をもとにお教えします!
これからエレキギターを始める人、ギター初心者の人向けのガイドもご覧ください
» エレキギターの始め方、上手くなるまでの完全ガイド
ギターが届いたらまずやる8つのこと
ギターが届いたらやることは以下の8つです。8つ全てをすぐに実践するのではなく、まずは②や③のような簡単にできることから進めていきましょう。
- チューニングをしてみよう
- ギターアンプに繋いで音を出してみよう(エレキギターのみ)
- 心のままにギターを弾いてみよう
- ギターを続けるための環境を整えよう
- 目標を決めよう【長期と短期】
- コードを覚えよう
- 1曲弾けるようになろう【2コードで弾けるかえるのうた】
- ギターを弾けるようになるために必要なのはモチベーション
それぞれを詳しく解説していきます。
①チューニングをしてみよう
ギターにとってチューニングは重要。チューニングとは楽器の音程を正しい値に調整することで、チューニングが外れたギターを使っていると悪い音感が体に染みついてしまったり、人と一緒に演奏する際にも音が合わないので不快な思いをさせてしまいます。
ギターを弾く前は常にチューニングをすることを意識しましょう。最初のうちは面倒に感じるかもしれませんが慣れてくると15〜30秒ほどでできるようになります。
なおチューニングをするためにはギターチューナーが必要です。
4ステップでできるチューニングのやり方を知りたい方はこちらの記事を参照してください。
②ギターアンプに繋いで音を出してみよう
エレキギターの醍醐味はギターアンプにつないで大きな音を出すことです。ギターアンプを使うことでギターの音色をギャンギャン歪めて格好いい音にしたり、音量を大きくしてバンドで映える音作りも可能になります。
ギターアンプで音を出すまでのやり方を写真付きで解説します。
まずはギターアンプとギターをギターシールドというケーブルで繋ぎます。
ギターアンプの【input】と書かれたジャック(穴)にギターシールドを指します。
次にギターアンプの音量が0であることを確認してから電源を入れてください。音量が上がった状態でスイッチを入れるとスピーカーが壊れる原因になりますので注意しましょう。
イコライザー(treble,middle,bassなどのつまみ)の調整は追々好みの音を見つけていくとして、まずは全て真ん中の設定にしておきましょう。(ギターアンプの使い方、おすすめの音作りについて詳しく知りたい方はこちら)
最後に音量を徐々に上げていきます。エレキギターの上達のために、アンプは出来るだけ大きな音にして練習することをおすすめします。
大きな音にすることで体に響く気持ち良い音色が出せたり、エレキギター特有のノイズが出てきます。
ノイズをミュートしたり上手く使いこなすことができるように、普段からアンプで大きな音を出すことを心がけましょう。
騒音が気になる場合はヘッドフォンを使用しましょう。
ご近所付き合い優先です。
③心のままにギターを弾いてみよう
いよいよエレキギターライフの始まりです。フレーズやコードを覚えるのは二の次にして、心ゆくまで思いっきりギターを弾いてみましょう。
まずは大きな音でエレキギターをギャンギャン鳴らす楽しさを知ってください。エレキギターは楽しんでなんぼですので恥ずかしがらずに体全体を使って楽しみましょう。
立ち上がって、鏡を見ながらギターを弾く自分に酔いしれてください!
④ギターを続けるための環境を整えよう【保管方法と温湿度】
ギターを長く続けるために、ギターを弾くための環境を整えましょう。具体的には以下の点を守ることで、ギターが格段に続けやすくなります。
- 手の伸ばして取れる範囲にギターを置く
- ギタースタンドを使用する
- 適切な温湿度(人が過ごす環境)で管理する
ギターの置き場所を工夫したりギタースタンドを利用することなど、どれも簡単にできることばかりです。是非みなさんも取り入れてみてください。
部屋の中で手の届く範囲にギターを置いておく
常に手の届く範囲にギターを置いておくこと。
ギターを続けていくために置き場所はかなりこだわってください。例えばギターが部屋の端に置いてあると、弾くときに取りに行く手間が掛かります。また、弾き終わった際もわざわざ部屋の端まで置きに行かなくてはなりません。
手間なく練習や演奏に取り掛かるために、普段1番過ごす場所の近くにギターを配置しておくことをおすすめします。
ギタースタンドを使用する
使い終わったエレキギターはギタースタンドに置いておくだけ。壁に立てかけたり床に寝かせるように置いてしまうとネックが反ってしまいギターが壊れるおそれがありますので注意してください。
またギタースタンドを使えば床や壁、好きなところにギターを飾れます。ギターをインテリアとして楽しめるのでおしゃれな部屋を演出しちゃいましょう。
快適な温度と湿度で管理する
人が過ごすリビングや、自分の部屋などであれば十分な環境です。
温度に関してはそこまでシビアに考える必要もありませんが、湿度については少し気にかけておいてください。ギターは木材のため湿度が低いとネックが沿ってしまったり、最悪ギター本体が割れてしまう恐れがあります。
夏場は湿度が高めなので問題ありませんが、乾燥しやすい季節にはなるべく加湿して適度な湿度を保ちましょう。
ベストな温湿度の目安は、以下を参考にしてください。
- 温度は20〜25°
- 湿度は40%前後
⑤目標を決めよう【短期と長期の目標】
ギターはただ適当に弾いて過ごしているだけでは上達できません。目標を立てて、実践していくことで好きな曲も弾けるようになり、自分の望むギタリスト像に近づくことができます。
エレキギターを始めたのなら、必ず目標を持ちましょう。
また、長期の目標だけでなく、短期での目標を立ててください。
長期の目標 ・・・ 好きな曲を思い通りに弾けるようになる
短期の目標 ・・・ピックの使い方を覚える、コードを弾けるようになる、楽譜を読めるようになる等(長期の目標を達成するための小さな目標を決める)
上記の例のように、長期の目標を設定し、その目標を達成するために必要なことを短期の目標として決めていきます。小さなことでいいので短期の目標を1つずつこなしていくことで達成感を感じながら大きな目標へ向かうことができます。
おすすめの目標はまず1曲をコードで弾けるようになること。曲が弾けるようになるとギターを弾く楽しさが倍増し、モチベーションのアップにもつながります。
①弾きたい曲を選ぶ
②ピックの使い方を覚える
③その曲に使うコードを覚える
④イントロを弾けるようになる
⑤Aメロまで弾けるようになる→・・・
このように段階を踏みながらまずは1曲マスターしてみましょう。
⑥コードを覚えよう【ギター演奏の第一歩目】
コードとは
コードとは音を2つ以上組み合わせて同時に鳴らしたもの。1つの音を単音というのに対し、2つ以上の音をコードや和音といいます。
コードを使うことで単音では表現できない音の広がりが生まれます。
コードを使うことで曲の伴奏や弾き語りができるようになるのでギターを演奏する上で必修項目の1つと言えます。ギターを始めたばかりの人はまずコードを覚えていくことをオススメします。
コードを最初に覚える理由
ギターの練習をするのなら、まずはコードを覚えましょう。なぜコードを最初に覚えるのか?その理由は、
- 楽器を演奏する感覚を覚えるのに一番手っ取り早い
- コードを覚えれば曲の演奏ができる
- 簡単なコードなら早くて数分で習得可能
単音で音を鳴らすギターソロも格好いいのですが習得に時間がかかります。まずはコードを使ってギターを演奏する楽しさを覚えることが重要です。
⑦1曲弾けるようになろう【2コードで弾けるかえるのうた】
1曲でもギターを弾けるようになれば、ギターの楽しさも倍増。人前で曲の演奏もできるようになります。
簡単な2コードでできる童謡かえるのうたを弾けるようになってみましょう。参考になる動画を貼り付けますのでご覧ください。
コードはCコードとGコードの2つのみ。難しいと言われるFコードやBコードは出てきません。
FコードやBコードは左手人差し指で複数の弦を押さえる必要があり難しい。。。
⑧ギターを上手くなるために大事なのはモチベーション
ギターは継続して続けることで上達する楽器です。継続するためにはモチベーション(やる気)が大事。モチベーションを保つ方法は以下のような例があります。
- 曲を演奏する楽しさを知ること
- 目標を明確にする(好きな曲を弾けるようになりたい、憧れのギタリストのようになりたいなど)
- 無理な練習はしない
無理な練習を続けることで上達が早くなるかもしれませんが、途中で嫌になってやめてしまう可能性もあります。成長のペースがゆっくりでも、楽しみながら練習を続けることが大事。
ギターの上達方法については次の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
ギターをこれから購入する人や手に入れたばかりの人に向けてやるべきことを8つ紹介してきました。
- チューニングをしてみよう
- ギターアンプに繋いで音を出してみよう(エレキギターのみ)
- 心のままにギターを弾いてみよう
- ギターを続けるための環境を整えよう
- 目標を決めよう【長期と短期】
- コードを覚えよう
- 1曲弾けるようになろう
- ギターを弾けるようになるために必要なのはモチベーション
1つずつ挑戦してできることを増やしていきましょう。わからない事があったり、つまづいた時はコメントやメッセージでいつでも質問してください!
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