- エレキギターを始めたい!
- エレキギターを最短で上手に弾けるようになりたい
- 家でできる最適な趣味を見つけたい
エレキギターの始め方をしっかり学んでおけば、その後のギター活動に多くの利点があります。例えば間違ったギターを選ぶリスクを避けれたり、ギターの上達が格段に早くなったりします。
しかし、実際にギターを始める人の多くが適当にギターを選んでしまったり、非効率的な練習をしています。満足できないギターを使っていたり、上達スピードが遅いままではモチベーションも上がりません。
せっかく始めたエレキギターをやめてしまう恐れもあります。実際、ギターを始めた人の9割が辞めてしまうというデータもあります。(有名なギターメーカーであるフェンダー社で調査されたデータ)
エレキギターを弾けるようになると、好きな曲を自分で演奏できるようになったり、バンドを組んでライブをすることも可能に。
ギターを始めたら音楽が何倍も楽しくなるよ!
音楽が好きな人には自信を持ってオススメできるのがエレキギター。何歳からでも始められる魅力的な趣味になります。
(エレキギターを始めるメリットをまとめた記事はこちらへどうぞ)
そんなエレキギターですが、実際どのように始めればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、エレキギターの選び方やギターが届いてからやること、また上手になるためにすべきことなど、エレキギターを始めたい人に必要な知識を7つの手順で分かりやすく解説します。
- 予算を決める
- ギターを選ぶ
- エレキギターの周辺機材も揃える
- エレキギターが届いたら
- はじめに覚えるべきエレキギターの弾き方
- エレキギターの各部、パーツの名前を知ろう
- tab譜を読めるようになろう
- エレキギターが上手くなる方法を知る
- バンドはすぐに組むべき
エレキギターを上手く格好よく弾けるようになるためには、正しい始め方を知って実践していくことが重要。これからエレキギターを始める人も、既にギターを始めている人も、この記事を読んで正しい道筋でエレキ道を歩んでいきましょう。
エレキギターは正しい道筋で始めよう!
①予算を決める【5万円以上が基準】
エレキギターを選ぶ前に、まずは予算を決めておきます。ギター選びを失敗しないためには、5万円以上は必要。
5万円以下でも良いギターはありますが、安いギターには当たり外れがあり粗悪品を選んでしまう可能性が高くなります。粗悪品を選ぶと以下のようなトラブルや問題点が発生しがちです。
・配線部分の作りが荒く、突然音が出なくなる
・音質がイマイチ、ショボい
・木材の強度が弱くネックが反ったりねじれやすい
・見た目が安っぽい
5万円という金額は決して安くありませんが、長く使える良いギターを手にするためには必要な予算だと思ってください。粗悪品ギターを安く手に入れてもすぐに買い替えてしまい、より高いお金を払うことにもなりかねません。
詳しい予算についてと予算別おすすめのギターについては次の記事を参照ください。
②失敗しないギターの選び方
予算が決まったら、エレキギターを選んでいきます。エレキギターを選ぶ時は見た目や価格も大事ですがメーカー選びやギターの種類選定も事前にやっておくべきです。
特に最初のエレキギターは、楽器屋に行ってなんとなく購入してしまうことは避けてください。
後悔しないギターを選ぶためには事前の確認が大事。
初心者が失敗しないエレキギターの選び方について、次の記事でも詳しく説明しています。あわせてお読みください。
エレキギター選びで気をつけるポイント5つ
初心者がエレキギターを選ぶとき、気をつけるべきポイントは5つあります。
- 好きな見た目であること
- 納得のいく価格であること
- 長く使えるギターであること
- アンプにつないだときいい音が鳴ること
- 王道メーカーを選ぶこと
特に見た目とメーカーにこだわることをおすすめします。
ギターを長く使うのであれば絶対に自分の好きな見た目のギターを選んでください。適当に選ぶと必ずギターのデザインに飽きてしまいます。好きなデザインのギターを選べば練習に対するやる気もみなぎり、上達も早くなります。
価格や押し売りなどに惑わされて好きでもない見た目のギターを入手することは避けること。
また、王道のメーカーであるフェンダー社やギブソン社、ヤマハ社などのギターを選べば粗悪品を避けることができます。これら王道メーカーはギター作りの歴史が長く沢山のノウハウがあり、多くのプロギタリストからも信頼の厚い企業です。
エレキギターの種類と特徴
エレキギターは様々な形や音色がありますが、いくつかの種類に分けることができます。種類によって適した音楽ジャンルや特徴的な音色の違いもあるので購入前に研究してみましょう。
エレキギターの代表的な種類について、特徴や音色のサンプルをまとめました。
テレキャスターの特徴
テレキャスターは幅広いジャンルに対応できる万人にオススメのギターです。シングルコイルのピックアップが使われていることが多く、キレのあるジャキジャキとした音が特徴。
ギターアンプにつないでコードを弾くと気持ちの良い音が鳴ります。多くのギターアンプやエフェクターとも相性が良いので個人的にも1番好きなギターです。
おすすめのテレキャスターはこの記事で紹介しています。
ストラトキャスターの特徴
ストラトキャスターもテレキャスターと同じく万能型のギターです。エレキギターと言えばストラトキャスターと言ってもいいほど多くの人に知られているギターでもあります。
シングルコイルのピックアップを使っており、テレキャスターと比べると高い音が強めに出る特徴があります。低い音は少し苦手なため、ヘヴィーメタルやハードロックのような重低音を出すのには向いていません。
たくさんの人が使っているだけあって、失敗することの少ないギターとも言えます。
ストラトキャスターのおすすめモデルはこの記事で紹介しています。
レスポールの特徴
レスポールもストラトキャスターと同じくエレキギターのスタンダードモデルで、多くの人に知られているギターです。
ピックアップは主にハムバッカータイプが採用され、太い音が特徴的です。クリーンサウンドでは甘い音、ドライブサウンドではお腹に響くようなパワーのある音が鳴ります。
コードよりも単音やパワーコードのようなシンプルな音色が引き立つ傾向にあります。重たい歪んだサウンドが好きな方や、クリーンで甘い音色を奏でたい方におすすめです。
ムスタングの特徴
ムスタングの特徴はなんといってもネック部分が短い(ショートスケール)ところ。男性はもちろん、女性や子供にもおすすめできます。
シングルコイルを採用しており、ストラトやテレキャス同様ジャキジャキした音が鳴ります。見た目も個性的で格好の良いモデルです。
有名なギタリストであるcharさんが使っていることでも有名なこのギター。ぜひムスタングの格好良さと音の良さを動画でご覧ください。
③エレキギターの周辺機材も揃える
エレキギターを始めるとき、エレキギター本体だけではなく周辺機材も必要になります。エレキギターの周辺機材はたくさん種類がありますが、ここではエレキギターを始めるために絶対に必要となる機材を5つ紹介します。
機材名 | 概要 |
---|---|
エレキギター | 1番重要なメイン機材 |
ピック | ギターの弦をはじいて音を出すために必要 |
ギターアンプ | エレキギターの音量を電気の力で増幅させたり様々な音色に変化させる |
ギターシールド | ギターアンプとギター本体を繋ぐケーブル |
チューナー | ギターの弦の音程を調整する |
これらはエレキギターをやる上で絶対に欠かせない機材です。エレキギターを入手する同じタイミングで用意しておきましょう。また、必須アイテムではありませんがギターストラップや楽譜、ギタースタンドなどもゆくゆくは必要になります。
エレキギターを始める上で絶対必要な道具、あった方が良い道具については次の記事で詳しく解説しています。
④エレキギターが届いたら最初にやること
エレキギターが届いたら、すぐにギターアンプに繋いで弾いてみましょう。ギターアンプから大きな音を出す快感をしっかりと噛み締めて、ギターの楽しさを覚えておくと、今後エレキギターを続けるモチベーションになります。
エレキギターが届いてからやることはいくつかありますが、本記事では実際に音を出すまでのやり方(チューニング、ギターアンプへの繋ぎ方)を解説します。
チューニングのやり方
ギターの演奏前に絶対必要なのがチューニング。チューニングをしないと楽器は正しい音が出ません。少しずれているだけでも気持ちの悪い音になるので細かくチューニングをする癖をつけてください。
慣れないうちは時間が掛かりますが慣れると15秒ほどでできるようになります。
チューニングをするためにはチューナーが必要です。ギターを始める人はチューナーが必需品なので絶対に用意しておきましょう。
チューナーとギターをシールド(ケーブル)で繋いで、チューナーの画面を見ながら1弦ずつ音を鳴らしていきます。まずそれぞれの弦に合うアルファベットを確認。
6弦 → E(ミの音)
5弦 → A(ラの音)
4弦 → D(レの音)
3弦 → G(ソの音)
2弦 → B(シの音)
1弦 → E(ミの音)
チューナーの画面に表示されているアルファベットが合わせたい弦のアルファベットと同じか確認し、ギターのペグを回して合わせていきます。
針が真ん中にピッタリ合ったらチューニング完了です。
参考記事4ステップでできるチューニングのやり方とおすすめのチューナー
ギターアンプにつないで音を出す
チューニングが終わればギターアンプに繋いで音を出してみましょう。必要なものはエレキギターとギターアンプとギターシールドです。音を出すまでの手順を簡単に説明していきますので、実際に自分のギターとギターアンプを繋いでみましょう。
ここからがエレキギター人生の始まりです!
まずはギターシールド(ケーブル)でエレキギターとギターアンプを繋ぎます。
ボリュームを0にせずに電源をつけた場合、急に爆音がなったり、スピーカーが壊れてしまう原因になりますので注意が必要です。
ご近所に迷惑が掛からない音量を心がけてください。騒音が気になるのであればヘッドフォンの使用をお勧めします。
初めての音出しの際はコード弾きもギターソロも出来なくて大丈夫。音もフレーズもめちゃくちゃで良いので、とにかくギターアンプから音を出すことを楽しみながら心ゆくまで弾いてみましょう!
アンプの簡単な使い方、音作りのおすすめセッティングなどを解説する記事はこちら
⑤はじめに覚えるべきエレキギターの基礎知識
エレキギターをギターアンプに繋いで音を出すことをひと通り楽しんだら、いよいよ上達するための基礎知識を学んでいきましょう。
ここでは以下の3項目について解説します。
- ピッキング
- パワーコード
- 弦交換
ピッキング
音を出すためにギターの弦をピックで弾くことをピッキングといいます。ピックは主に三角形で、材質はプラスチックでできていることが多いです。
指で弦を弾くよりも強い音が出ることが特徴。ロックを演奏する場合は音を強くならすことが多く、ピックを使ったピッキングがメインになります。
ピックを使ったピッキングは以下3点が代表的です。
- ダウン・ピッキング
- アップ・ピッキング
- オルタネイト・ピッキング
ダウン・ピッキング
ダウン・ピッキングとは、ギターに対して腕を振り下ろしながらピッキングすることです。1番簡単なピッキングなのでギターを始めたばかりの人はダウン・ピッキングをまず練習しましょう。
リズムがとりやすく鳴らす音も安定しやすいのでテンポの遅い曲ではダウン・ピッキングだけで演奏する場合もあります。
アップ・ピッキング
腕を上げながらピッキングすることをアップ・ピッキングと言います。ダウン・ピッキングと比べるとリズムキープや音を安定させるのが難しく練習が必要ですが、1~3弦のような細い弦の音を目立たせたい時に有効なピッキングです。
オルタネイト・ピッキング
ダウン・ピッキングとアップ・ピッキングを覚えたら、その2つをかけ合わせたピッキングであるオルタネイト・ピッキングを覚えましょう。アップとダウンを繰り返すことで早いフレーズを演奏できるようになるピッキングです。
オルタネイト・ピッキングはピッキングの中では圧倒的に使う機会が多いのでしっかり練習してください。
ピッキングのやりかたや練習方法を詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。
パワーコード
エレキギター、主にロックをやるならパワーコードをまず覚えましょう。ここでは、パワーコードについての説明と簡単な押さえ方を解説します。
初心者から上級者までずっと使えるテクニックなので最初のうちに覚えてしまいましょう。
パワーコードとは
パワーコードとは2音で構成されるコード(和音)です。左手の指2つで押さえることができる簡単さが特徴で、覚えてしまえば世の中の多くの曲を演奏できるようになります。
主にロックで使用されることの多いコードで、例を出しますと、モンゴル800の’小さな恋の歌’はほとんどがパワーコードで演奏されています。
パワーコードで構成されている曲は無限にあります!
パワーコードを押さえてみよう
パワーコードは2つの弦を使って押さえます。多く使われるのがギターの6弦と5弦の組み合わせか、5弦と4弦の組み合わせです。
ポジションが違っても押さえ方(指の形)は同じなので1つ覚えてしまえばあとはどのポジションでも同じ形で応用できます。パワーコードの一例を紹介しますので、写真を見ながら皆さんのギターで押さえてみましょう。
ギターのポジションを表すために『○弦の○フレット』といった表現をすることがあります。それぞれの○には数字が入ります。
ギターの弦は1弦から6弦の6本あり、1番細い弦を1弦、太い弦を6弦と呼びます。
フレットとはギターのネック(左手で握る弦を押さえる部分)に埋め込まれた縦長の金属のことです。
ギターの1番上からから数えて1番上から1フレット、2フレット・・・と数えていきます。
では早速パワーコードを押さえてみましょう。今回は6弦の4フレットと5弦の6フレットで構成されるパワーコードです。
まず、6弦の4フレットを左手の人差し指で押さえてください。
次に5弦の6フレットを薬指で押さえます。
今押さえた2つの弦だけをピッキングしたらパワーコードの完成です。始めは押さえるのに時間が掛かったり音が上手くならなかったりしますが1弦ずつ丁寧に抑えてやると徐々に上達していきます。
抑えにくいとは思いますが慣れてくると簡単です!
パワーコードについては次の記事でも詳しく書いています。
弦交換
ギターの弦交換はギター弾きにとって必須のスキル。ギターの弦を交換することで、音の劣化や弾きやすさを向上することができます。
弦交換のやり方はこの記事で詳しく解説していますので、ご覧ください!
一般的な交換頻度は1~3か月に1度になりますが、基本的には皆さんの好きなタイミングでOKです。
僕の場合は弦が切れたときや、ライブなど大事なイベントの前に交換することが多いです。
ギターの基礎知識や練習方法を覚えるのにおすすめのサイト
ギターの基礎知識や練習方法をもっと詳しく知りたい人には以下サイトがオススメです。
Daisuke OFFICIAL WEB SITE
Aqua Timezでギターを担当しておられたDaisukeさんの音楽情報サイトです。ギター初心者向けの情報も載っており、プロギタリストの知識をもとにわかりやすく専門的に解説してもらえます。
特にオススメなのが以下の記事。
ギターの王道である”ソロ”を弾くためにとても役立つ記事です
⑥エレキギターの各部、パーツの名前を知ろう
エレキギターを始めるのなら、各部やパーツの名前を知っておきましょう。専門用語を覚えておけば以下のような場面で役に立ちます。
- 雑誌やインターネットで独学をする際に頻繁に出てくる用語を理解する
- ギター仲間との会話についていける
ギターの部位は主にヘッド・ネック・ボディに分かれており、それぞれの部位にはさまざまなパーツが取り付けられています。
各部位の代表的なパーツを簡単に紹介します!
ヘッド部分の代表パーツ:ペグ
ヘッド部分についている「ペグ」は弦を手で巻くためのパーツです。チューニングや、弦交換の時に使用する重要な役割があります。
ネック部分の代表パーツ:フレット
ネック部分には「フレット」と呼ばれる金属の棒が埋め込まれています。画像で○をつけたフレットを1フレットと呼び、ボディに向かって2フレット、3フレット…と読んでいきます。
ボディ部分の代表パーツ:ピックアップ
ボディには「ピックアップ」と呼ばれるマイクのような役割をするパーツがついています。ギターの弦の振動をマイクで拾い、電気信号に変換してアンプやエフェクターに送ります。
以下の記事ではエレキギターの部位、パーツについてより詳しく説明しています。
» ギターの各部名称とパーツの名前を写真で解説!専門知識を身につけよう
⑦tab譜を読めるようになろう
tab譜とはギター(ベース)専用に解りやすく書かれた譜面のこと。tab譜を読めるようになれば初心者でも曲のコピーを始めることができます。
tab譜の基本的な読み方
tab譜は、6本の弦を縦に並べた線で構成されています。それぞれの弦は、上から順に高音域(細い弦)から低音域(太い弦)に向かって並んでいます。
また、フレットの位置には数字が振られ、どの弦のどのフレットを押さえるのかがわかるように表しています。
⑧エレキギターが上手くなる方法を知る
エレキギターをやみくもに練習していても効率が悪い方法では思うように上達しません。早く上達するためには正しい練習方法を知っておく必要があります。
数ある練習方法の中から、ここでは重要な3つの練習方法を紹介します。
- ミュートを練習する
- コピーをたくさんすること
- アンプから大きな音を出す
» エレキギターが爆速で上手くなる方法を詳しく知りたい方はコチラ
ミュートの練習をする
エレキギターを上手く演奏するにはミュート(余計な音を出さないテクニック)が必要不可欠。特にアンプやエフェクターで大音量にしたり音を歪めたりするエレキはミュートしていないとノイズや不協和音が目立ちやすいです。
左手でも右手でもミュートは必要なので、ギターを弾くときはミュートをしっかり意識してください。ここでは左手のミュートと、右手のミュートそれぞれを簡単に解説します。
左手のミュートのやり方
左手の指で音を出したくない弦にそっと触れることで余分な音をミュートすることができます。普段左手の指はコードや単音弾きに使用していますが、左手のミュートができていないと音を出したくない弦の音が目立ち、下手な演奏に聞こえてしまいます。
右手のミュートのやり方
弦の上に右手の手のひらの側面を当てることでミュートができます。右手はピックや指で弦を鳴らす役割ですが、音を止める役割も持っています。
エレキギターはギターアンプで音量を大きくしているためノイズが出やすい楽器です。演奏を止めている時などは右手のミュートをしておくように心掛けましょう。
コピーをたくさんする
ギターを最速で上達したいならコピーをたくさんするべきです。コピーとはその名の通り、曲をコピーして演奏すること。コピーをするには以下のような方法があります。
- タブ譜、楽譜を見る
- 耳で聞いてコピーする
- 実際に誰かが弾いている映像を見る
- 人に教えてもらう
コピーをすることでその曲を演奏できるようになるだけでなく、その曲を演奏するためのテクニックを学べたり、他の楽器と合わせて弾く練習になったりと、多くの経験値を蓄積できます。
まずは自分が好きな曲、弾いてみたい曲の楽譜やタブ譜などを使用して、どんどんコピーをしていきましょう。コピーをたくさんすることでギターフレーズの引き出しも増えます。
コピーをしたら個性がなくなるとよく言われますが、それは絶対にありません。コピーをしてたくさんの引き出しを増やしていく中で自分の個性は育っていきます。
コピーをしてなくなるようなものは個性ではありません。
ギターアンプから音を出して練習する
エレキギターはギターアンプから音を出して音量を大きくしたり音色を変えて演奏できることが醍醐味です。しかし騒音などの問題でギターアンプを使わずに練習をしている人が多いです。
これではエレキギターは上達しません。ギターアンプで音を増幅しイコライザーやエフェクトをいじって様々な音色を操るのがエレキギターの重要なテクニックです。
また、ギター単体ではわからないノイズもギターアンプに繋ぐと聞こえてきます。このノイズをミュートする練習のためにも普段からギターアンプの使用を徹底しましょう。
騒音が気になって家でギターアンプを使いにくい方はヘッドフォンを使用しましょう。
⑨バンドはすぐに組む【上達への近道】
「初心者のうちはバンドなんてまだまだ組めないよ。」といった考えを持つ人が多いですがそれは大きな間違えです。バンドは初心者だからこそ組むべき。
バンドを組んで得られるメリットの一例を紹介します。
» 初心者がバンドを組む利点について詳しく知りたい方はコチラ
- 人前で演奏する機会があると上達が早くなる
- ライブの経験値ははかりしれない
- 音楽スタジオで大きな音でギターを弾ける
人前で演奏する機会があると上達が早くなる
ずっと1人で練習をしていると緊張感がなく練習方法も同じようなことばかりになり、マンネリ化しがち。ですが、バンドを組んでメンバーの前で演奏をするとなると話が変わってきます。
バンドメンバーに自分の演奏を聞かれると思うと練習にも身が入りますし、お互いに励まし合うことでモチベーションの維持にもつながります。また、普段の練習に加えてバンド練習(新曲の練習など)なども行うこととなり、1人の時と比べて練習内容のバリエーションも増えます。
やる気と緊張感を持って多くの練習ができるので格段に上達が早くなります。
ライブの経験値ははかりしれない
20年以上ギターをやってきて、1番と言ってもいいほどたくさん経験値をもらえたのがライブ。バンドを始めたらできる限り早くライブデビューするべきです。ライブをすると、こんな利点があります。
- より多くの人前で演奏をする機会が増え、自分の練習すべき課題が見つかる
- 他のバンドのギタリストを見て刺激を受けたり、テクニックを学べる
- ライブの成果に応じて報酬ももらえる
- 自分のファンができるなどなど・・・
このように、ライブを経験するといいことばかりです。楽しいだけでなく、他のバンドを見て刺激を受けたりさらに報酬まで出るのであればやらない手はないと思います。
多くのライブハウスでは初心者限定のライブイベントを行っていますので、初心者だからと言って躊躇しなくても大丈夫です。まずはお近くのライブハウスのホームページを確認してみてください。
スタジオでは大きな音でギターを弾ける
バンドを組むとスタジオで練習できる機会が増えます。スタジオ内ではドラムのような大音量の楽器と一緒に演奏するために、必然的にギターアンプのボリュームも大きくすることができます。
スタジオで演奏ができると他のパートとの音量バランスを学べたり、大音量でギターを鳴らす快感を味わえます。ライブのときはギターを大音量で弾くことになるので、スタジオ練習の際に慣れておきましょう。
まとめ
エレキギターを始めたい人向けに、選び方からギターを上達する方法まで6つの手順を紹介してきました。
- 予算を決める
- ギターを選ぶ
- エレキギターの周辺機材も揃える
- エレキギターが届いたら
- エレキギターのはじめに覚えるべき弾き方
- エレキギターの各部、パーツの名前を知ろう
- tab譜を読めるようになろう
- エレキギターが上手くなる方法を知る
- バンドはすぐに組むべき
正しい道筋で進めれば、ギター選びに失敗することもなく、爆速で上達できます。この記事を何回でも参考にして、みなさんがエレキギターを始める足がけにしてください。
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