ギターをアンプに繋いで音を出してみよう【使い方解説】

アンプから音を出すやり方
  • ギターアンプの使い方を教えてほしい
  • エレキギターを始めたばかり
  • これからエレキギターを始める人

エレキギターを始めたばかりだと、ギターアンプをどうやって使ったら良いのかわからない人も多いと思います。
ギターとの繋ぎかた、アンプについているたくさんのつまみの意味、適当に触って壊れたりしないか、などなど意味不明なことがたくさんありますよね。

実際誤った使い方をしていると、アンプが壊れる原因になることもあるので注意が必要です。

この記事ではアンプを初めて使用する人向けに、使い方や注意点を用語解説を入れながらわかりやすく解説しています。

全く知識がゼロでもこの記事の通り進めていけば正しくアンプから音を出せるようになります。

yuito

写真を使って解説します。ぜひ参考にしてください!

目次

電源を入れる前に、注意すること【ボリューム・マスターを0に】

ギターアンプの電源を入れる前、必ず音量に関わるつまみが0であることを確認しましょう。

音量に関わるつまみは主に
「VOLUME」
「MASTER」
「GAIN」などがあります

このつまみが上がった状態でスイッチを入れた瞬間に大音量が流れ、最悪スピーカー部分が故障してしまいます

音量に関わるつまみは電源を入れたあとに少しずつ上げていきましょう。

逆に電源を落とすときはつまみを0にしてからスイッチを切ります。

ギターアンプから音を出すまでの流れ【超簡単4ステップ】

STEP
アンプをコンセントにつなぐ
コンセントにさす

電源スイッチがOFFになっていることを確認してギターアンプとコンセントを繋ぎます。

STEP
ギターとアンプをつなごう
シールドをアンプにさす

ギターとアンプのジャックにシールドを差し込みつないでいきます。

用語解説

ジャック → ギターやアンプ、エフェクターについている穴

シールド → ギターやアンプ、エフェクターなどをつなぐケーブル(線)

アンプ側、「INPUT」と表示されているジャックにシールドをさします。

yuito

「OUTPUT」は外部出力、ヘッドフォンなどを差し込むためのジャックです。

STEP
電源を入れよう
ボリュームを0にして電源を入れる

アンプとギターがつながったら、アンプの電源を入れます。

ボリュームが0であることを確認しつつ、アンプのスイッチをONにします。

真空管がついているアンプだと、電源スイッチスタンバイスイッチの2つある場合があります。スタンバイスイッチがついているアンプの場合、電源スイッチを入れてから2分ほど待ってスタンバイスイッチをONにしてください。

yuito

2分待つ理由は真空管を暖めるためです。

STEP
ボリュームを上げてみよう
アンプのボリュームを上げる

ここまできたらいよいよボリュームを上げてアンプからギターの音を出していきます。

ギターを鳴らしながら適度な音量まで少しずつボリュームを上げていきます。

ボリュームとマスターのつまみがある人は2つとも同じように回してください。

音が出ない場合確認ください
・シールドの差し方が間違っている
・電源コードがつながっていない
・エレキギター側のボリュームつまみが0になっている

イコライザーの豆知識

イコライザーを調整することでギターアンプから出る音の印象を変えることができます。アンプについているつまみを回して調節することで好みの音を作ってみましょう。

ここではイコライザー調整に使用する各つまみの役割と、おすすめのセッティング方法を3つ紹介します。

各つまみの役割

イコライザー

一般的なアンプによくついているBASSMIDDLETREBLEのつまみについて役割を簡単に説明していきます。

BASS(ベース)

ベースは低い音を調整するときに使用するつまみです。

ベースのつまみを上げていくと、ズンズンとお腹に鳴り響くような音になります。

上げすぎると高音や中音がかき消されて聞きづらい音になってしまうため注意が必要です。

MIDDLE(ミドル)

ミドルのつまみを使用することで高音と低音の中間の音を調整できます。

つまみを上げていくと輪郭がはっきりとした音(音抜けのよい音)になり、バンドで演奏していても聞き取りやすくなります。

TREBLE(トレブル)

トレブルのつまみは高い音を調節する時に使用します。

つまみを上げれば高い音が強調されキンキンした音が出ます。

逆に高音が強すぎて耳が痛い時はつまみを絞ったりします。

お勧めセッティング3選

イコライザーのおすすめ設定を3つ紹介します。
アンプによって差があるのであくまで参考にしてください。

レスポールにおすすめ!ドンシャリ系

BASS 8 /MIDDLE 3 /TREBLE 8

ドンシャリ系セッティング

高音と低音を強調することで、ジャキジャキとした気持ちいい音になります。歪み系との相性も良く、音作りに悩む初心者の人は一度このセッティングにしてみることをおすすめします。

中音域を控えめにしすぎると、他の楽器などと合わせる時に音が埋もれて聞こえづらくなりますのでご注意ください。

レスポールなどのようなハムバッカータイプとの相性がよいセッティングです。

ストラトやテレキャスにおすすめ!深みのある音

BASS 5 / MIDDLE 8 /TREBLE 3

深みのある音セッティング

ドンシャリ系とは逆に中音域を強めにする事で、バンド内でも埋もれない音色になります。

暖かく深みのある音が出るため、コードを気持ちよく鳴らすことができます。

ストラトキャスターやテレキャスターのようなシングルコイルのピックアップがついたギターにおすすめできるセッティングです。

困ったときはこれ!万能なバランス型

BASS 5 /MIDDLE 5 /TREBLE 5

万能セッティング

上記を試してもピンとくる音ができないときは、全てのつまみを5に合わせてみましょう。

一般的につまみ5の位置はフラットな状態になりますので、例えば高音が足りないと感じたら高音を多少上げてみたり、低音が強すぎると感じれば低音を下げてみるなどして、自分なりに音作りをやってみましょう。

とにかく思いっきり弾いてみよう

初めてアンプから音を出した時に是非やってもらいたいことがあります。

それはとにかく楽しんで弾くこと。

コードの押さえかたとか、ピッキングの練習とかは一度置いておいて、めちゃくちゃでいいので好きなようにギターを弾いてみましょう。

まずはアンプから音を出して弾く楽しさを知ることは、今後エレキギターを続けていく上でとても重要です。



一通り楽しく弾き終えたら、ゆっくりとコードやピッキングの練習など初めてみましょう。

ピッキングやパワーコードの弾きかた、ギターが上手くなる方法などまとめたギターを始めた人へ向けた完全ガイドはこちら

このエントリーをはてなブックマークに追加
yuito
高校からエレキギターを始め、気づけばギター歴20年以上。

バンドもライブも数えきれないほどこなしてきた経験を活かしてエレキギターを始めたい人や初心者に向けたサイトを立ち上げたいと決意。

このサイトを通じてたくさんの人がギターを始めたり楽しく学んでもらえると嬉しい。

よろしくお願いします。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次