- ギターの音をオシャレに変化させたい
- シンプルで良い音が作れるフェイザーを教えて!
- Phase90を実際に使っている人の詳しいレビューが見たい
ギタリストやエフェクター愛好家にとっておなじみのMXR Phase90。ノブが一個でシンプルな設定にも関わらず、誰もが認める効果が得られるオススメのエフェクターです。
僕はエレキギター歴20年以上。Phase90は18年間使い続けています。
本記事では、Phase90について18年間使用した経験から感じたメリットとデメリットを交えてレビューします。また、具体的な設定方法についても解説していきます。
結論から言うと、Phase90はフェイザーとして非常に優秀。コンパクトな見た目、シンプルな操作方法、さらに音も良いので自信を持ってオススメできるエフェクターです。
Phase90ってどんなエフェクター?
Phase90はアメリカのエフェクターブランドであるMXR(エムエックスアール)が開発・製造しているフェイザーエフェクターの代表的なモデル。フェイザーは音を揺らす効果をもたらすエフェクターであり、ギターやベースの音色をオシャレに変化してくれます。
シンプルな構造と独特のサウンドで、数多くのギタリストやミュージシャンに愛用されています。
音が波打つような幻想的な音色やスペーシーなサウンドが得られます。ロックやファンクなどのジャンルでよく使用され、曲のサビやソロ演奏などで効果的に使われます。
Phase90を使用しているアーティスト
Phase90を愛用しているアーティストは以下のような方々です。
- ジョン・フルシアンテ
- エディー・ヴァンヘイレン
- トム・モレロ
- ザックワイルド
- サーストン・ムーア
- etc.
3つのメリット
MXR Phase90の主なメリットを3つ解説します。
① ギターの音色が飛び道具になる
Phase90の最大の魅力は、ギターやベースの音色を驚くほどかっこよく変化させてくれること。フェイザーをかけることで音を波打つように揺らし、立体的なサウンドを生み出します。
ソロ演奏やリフなどで使うと飛び道具になり、より魅力的な演奏ができます。
② ノブが1つで設定がシンプル
Phase90はシンプルな構造と操作性が特徴です。1つのノブ(つまみ)を回すだけで、フェイザーの効果を調整できるのでとても簡単。
これにより、初心者やエフェクターに慣れていない方でも簡単に使いこなすことが可能です。また、ライブ演奏などで瞬時にサウンドを変える必要がある場合にも、ノブを操作するだけで簡単に対応できます。
③ コンパクトで省スペース化に役立つ
Phase90はコンパクトなサイズであり、エフェクターボードやペダルボード上で場所をあまり取りません。これは、他のエフェクターやペダルと組み合わせる際にも非常に便利です。
スペースを節約しながらフェイザーの効果を存分に楽しむことができるため、多くのギタリストに重宝されます。
2つのデメリット
MXR Phase90にも一部のデメリットが存在します。以下に2つの主なデメリットを紹介します。
① シールドに引っかかって設定が狂いやすい
Phase90は大きなノブが1つついており、設定のしやすさがメリットでもありますが、他のケーブルやペダルのシールドに引っかかりやすいです。そのため、演奏中に誤ってノブの設定が変わってしまうことがあるので注意が必要です。
普段の練習時は問題なくても、ライブで動き回ったりするとノブにシールドが当たってしまうことが多いです。
設定が狂わないようにするためには、ケーブルやペダルをきちんと整理し、相互の干渉を最小限に抑えるように工夫することが大切です。
② 細かい設定はできない
Phase90はシンプルな操作性が魅力の一つですが、一方で細かなフェイザー効果の調整が難しいという一面もあります。Phase90はノブが1つしかないため、フェイザー効果の強さや速さを細かく調整することはできません。
おすすめの設定方法
ノブを反時計回りにまわして一番弱い設定にしておくのがおすすめ。 Phase90の場合、この設定でも十分にフェイザーの効果が得られます。
クリーントーン、オーバードライブ、ディストーションどれとも相性がよく、クリーントーンではアルペジオやカッティング、オーバードライブやディストーションではギターソロやオクターブ奏法の際に使用すると立体的で迫力のあるサウンドに仕上がります。
まとめ
MXR phase90を18年間使用してきた経験から思いつくメリットやデメリット、おすすめの使用方法などを解説してきました。表現の幅を広げたければ、phase90は自信を持っておすすめできます。
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