- ピッキングってどうやってやるの?
- ピッキングの種類を知りたい
- 上手にピッキングができるようになりたい
ギターを始める人や初心者の人は、まずピッキングのやり方から覚えましょう。
特に初心者はピックの持ち方や強弱の付け方など間違って覚えている人が多いです。そのまま続けていると間違ったピッキング方法が体に染み付いてしまい、ギターも上手くなりません。
そこで、この記事ではギター初心者の人が正しいピッキングを身につけられるように、やり方から練習方法までまとめて解説をします。
正しいピッキングのやりかたを知っておくだけで手が疲れにくくなったり、ギターの演奏も上手くなりますのでしっかり覚えておきましょう。
基礎をしっかり覚えておくと今後の成長も早くなります。
これからエレキギターを始める人、初心者はまずこの記事がおすすめ!
→【エレキギターの始め方】選び方や上手くなるまでを徹底解説【手順6つ】
ピッキングとは
ピッキングとは、ピックでギターの弦を弾いて音を鳴らす演奏方法のこと。
指で弦を弾く指弾きと比べて大きく力強い音が出せることが特徴です。
指弾きよりも習得しやすく、エレキギターではほとんどの曲がピック弾きのため、エレキギター初心者の人はまずピック弾きを覚えましょう。
弦を鳴らす強弱を変えると曲の雰囲気も変わってきます。静かな曲であれば弱く弾き、騒がしい曲であれば強く弾きます。これができていないと曲の雰囲気を壊してしまうほど重要なものがピッキングです。
ピッキングのやりかた
実際にピッキングを覚えるために、ピッキングのやりかたを4つの項目に分けて解説していきます。
- 握りかた
- 位置
- 強さ
- 角度
ここからはギターとピックを持って実践していきましょう。
ピックの握り方
人差し指の側面と親指で挟みます。指の先端でつまむようなイメージで持ちましょう。
ぎゅっと握らず、優しく挟み込むことがコツです。
親指、人差し指以外の指は基本的に脱力しておいてください。余計な力を入れるとスムーズなピッキングができなくなります。
ピッキングの位置で音色が変わる
ピッキングはどの位置で弾いても問題ないのですが、弾く場所によって音色が多少変わります。
表現力がついてきたらピッキングする位置を意識して変えたりします。ギターを始めたばかりの人はとりあえず真ん中で弾くことを意識しましょう。
ピッキングの位置と音色の関係についてはとりあえず覚えておくだけで充分です。
ネック側でピッキング
ネック側でピッキングすると、柔らかい音色になります。
演奏に暖かい印象を持たせたい場合はネックに近い位置でピッキングすることがおすすめです。
ブリッジ側でピッキング
ブリッジに近づけてピッキングすると、硬い音色が出ます。
キレのある音を表現したいときはブリッジ側でピッキングします。
真ん中でピッキング【通常の位置】
ネック側とブリッジ側で弾いた音のちょうど中間の音色が出ます。
通常は真ん中側でピッキングすることを心がけておけば大丈夫です。
ピッキングの強さは?
基本的に強弱をつけてピッキングすることを心がけましょう。
自宅での練習をしていると騒音を気にしてついつい弱いピッキングだけになりがちです。弱いピッキングと強いピッキング両方を使いこなさないと単調な演奏になり、演奏する側も聞く側も楽しくありません。
強めのピッキングをする時、ピックを持つ指に力を入れすぎないように注意してください。手首を振るスピードで強弱をつけるようなイメージでピッキングしましょう。
ピッキングの角度
まず角度ですが、弦に対してピックを並行にして当てます。また、ボディに対しては垂直気味にしてください。
ピッキングの角度が悪いと、弦にピックが引っかかってスムーズなピッキングができなかったり、きれいに音が出なくなります。
ピッキングの種類
ピッキングには主に3つの種類があります。
- ダウン・ピッキング
- アップ・ピッキング
- オルタネイト・ピッキング
この3つはギターを演奏するための基礎となるピッキングになりますので、しっかり練習して習得しましょう。
番外編としてブリッジミュート、ピッキングハーモニクス、ピックスクラッチについてもあわせて解説します。
こちらは早々に覚える必要はありませんが、演奏のアクセントになるテクニックですので覚えておいて損はありません。
ダウン・ピッキング
まずはダウン・ピッキングから練習を始めましょう。
ダウン・ピッキングは、その名の通り腕を振り下ろしながらピッキングをします。
リズムがとりやすかったり強弱がつけやすく、テンポの遅い曲ではダウン・ピッキングだけで演奏できる場合もあります。
初心者の人には特に弾きやすいピッキング方法です。
アップ・ピッキング
逆に腕を振り上げながらピッキングすることをアップ・ピッキングと言います。
ダウン・ピッキングに比べると安定しづらいのが難点ですが、高い音がする1〜2弦をメインに鳴らしたい時に使用したり、ダウン・ピッキングとの音色の違いを活かして演奏のアクセントをつけたいときなどに重宝します。
オルタネイト・ピッキング
ダウン・ピッキングとアップ・ピッキングを練習したら、その二つをかけ合わせたピッキングであるオルタネイト・ピッキングを覚えましょう。
オルタネイト・ピッキングとはアップとダウンを繰り返し弾くことで早いピッキングが可能になる奏法です。
ギターの演奏で1番よく使うピッキングです。
ブリッジミュート
ブリッジミュートとは、ギターのブリッジに右手の手の平(側面)を乗せながらピッキングする奏法です。
ブリッジはギターのボディ側にあります。
ブリッジの上に軽く手の側面を乗せます。
音を完全にミュートするのではなく軽く音を潰しながら演奏することで、低音は更に重たい音になり、高音は歯切れの良い音になり、演奏にアクセントをつけたいときに使用します。
ピッキングハーモニクス
弦をピッキングした直後に親指の側面を弦に当てることで、電子音のような高い音を出すことができるピッキング方法です。
少々コツがいるので練習が必要ですが、ソロの途中などで効果的なアクセントとして使われます。
ピックスクラッチ
ピックの側面を弦に当てながらスライドすることで『ギュイーン』という音を出すことができます。
ギターの弦のなかでも5弦や6弦のような(表面がギザギザしている)太い弦を使用します。
何度か実践してみれば簡単に覚えられるおすすめのテクニックです。
1日5分でできるピッキングの練習法
初めてギターを触る人が、ピッキングを習得するためにはダウン・ピッキングとアップ・ピッキングとオルタネイト・ピッキングをひたすら弾き続けることが1番の練習です。
ある程度体に染み付いてくるまでは1日5分でいいのでこの3つを弾き続けてみましょう。
ピッキングのやりかたの項目でお伝えした通り角度、位置、強弱を意識しながら弾いていきます。
ダウン・ピッキング 2分
アップ・ピッキング 1分
オルタネイト・ピッキング 2分
強弱などを意識しながらひたすら弾く
初めのうちは5分弾き続けると腕が疲れると思いますが、余分な手の力を抜きながら弾くことを意識して慣れてくると、疲れることなく5分以上弾き切れるようになります。
ギターの基礎を正しく覚えるために
ギターを始めたばかりだと、ピッキングに限らず覚えることがたくさんあり独学だけではなかなか上達できません。手っ取り早くギターの知識や練習方法を学ぶには誰かに学ぶことが1番。
今はオンラインでのレッスンが普及し、気軽にギター教室を利用できる時代になりました。
エレキギターを始めたばかりで右も左もわからない、早く上手くなりたいという人におすすめの教室を紹介します。
オンラインで全国対応可能!
【シークミュージックスクール】
楽器を触ったことがない初心者の方はうってつけのスクールです。
練習時間に対するコストも安く、キャンペーンで入会金も無料です!!
まずは無料でレッスンが受けられるので一度体験をしてみてください。
今だけ!入会金11,000円無料&
\初月の月謝50%OFF!!/
コメント