- エレキギターを始めたい!だけど予算はいくら必要?
- エレキギターの選び方を教えて!
- 安い予算で失敗せずに購入したい
- アンプやピックなど必要なアクセサリーについて教えてほしい
エレキギターはその格好よさから多くの人に好かれる楽器。しかし購入しようとしても、予算や選び方がわからず途方に暮れている人も多いのではないでしょうか。
僕も最初のギター購入時(20年以上前)は何もわからなくて、とにかく安さだけを追い求めた結果激安エレキギターセットを選びました。ですが、そのギターは今はインテリアになっており触ることはほとんどありません。
適当にギターを選ぶと後で後悔することになるよ…!
実際、エレキギターを購入するためには予算や用途など、様々な要素を考慮する必要があります。また、演奏に欠かすことのできない弦やピックなどのアクセサリーも必要です。
そこで本記事ではエレキギター購入を考えている人向けに以下のコンテンツをお届けします。
本記事で紹介すること
・エレキギターの予算設定
・エレキギターの選び方
・予算5万円から購入できる失敗しないおすすめのギター
・ギターアンプの選び方
・予算6千円から購入できるおすすめのアンプ
・中古市場で安く楽器を手に入れる方法
・ギター以外に必要なアクセサリーの紹介
予算について結論から言うと、5~10万円くらいを見ておくと安心です。もちろん5万円以下でも良いギターはたくさんありますが、粗悪品が混ざっていることもあります。
今から購入をするみなさんには何年でも愛用できる良いギターを選んでほしい!
エレキギターを20年以上やってきて、数十人にギターを教えてきた経験を基に解説しますので、ギター購入に悩んでいる人は本記事を参考に、自分にぴったりのエレキギターを見つけてください!
これからエレキギターを始める人、ギター初心者のためのガイドを作りました↓
エレキギターの始め方、上手くなるまでの完全ガイド
エレキギターを始めるなら最低でも予算5万円以上が目安
エレキギターの価格帯は数万円から高いもので数百万円まで及びます。予算が安すぎると、低品質なギターを購入してしまう可能性大です。
低品質なギターはトラブルや故障を引き起こす可能性もあります。ギターの上達が遅くなったり、挫折することにもなりかねません。
逆に、高品質な楽器は音色も良く長く使える傾向にありますが、高い費用が掛かってしまいますので、予算に合った適切な楽器を選ぶことが大切です。
なお、初心者向けから上級者向けモデルの価格帯は、以下のようなイメージです。
- 初心者向けのエントリーモデルが3〜5万円前後
- 初心者〜中級者向けのミドルモデルが6〜15万円前後
- 中級者〜上級者向けのプレミアムモデルが20万円以上
上級者向けのモデルのように高価なギターになればなるほど、製作者やギターの材質も良質になり長く使っていける傾向にあります。
初心者が初めて買う場合は予算3万円〜10万円のモデルがオススメです。
激安モデルのギターはおすすめできない
エレキギターの値段ですが、安いものでは1万円を切るモデルもあります。しかし安すぎるギターはトラブルが発生しやすくあまりおすすめできません。
僕も初めは激安のギターを買いましたが、様々な問題が発生しました・・・
具体的には以下のようなトラブルや問題点があげられます。
・配線部分の作りが荒く、突然音が出なくなる
・音質がイマイチ
・木材の強度が弱くネックが反ったり捻れやすい
・見た目が安っぽいものが多い
配線切れで音が出なくなった日には、ギターを挫折することにもなりかねません。また見た目が気に入っているかどうかはモチベーション維持のために大事なポイントにもなります。そして、安すぎるギターは見た目も安っぽく見えるものが多いです。
いくら低価格でも長く使えないギターを買ってしまわないように注意しましょう。
ギター以外のアクセサリー(アンプ、シールド、チューナーなど)も含めて4、5万円ほどの予算が最低ライン
エレキギターを始めるときはギター本体以外にギターアンプやピックなどのアクセサリーも必要になります。
おおよその予算として、ギターが3〜4万円、アンプ・シールドなどの周辺機器で1万円程は最低限必要と考えましょう。
最低限必要な道具と参考価格
・エレキギター本体 3〜5万円
・ギターアンプ 5千円〜1万円
・ピック、シールド(ケーブル) 2千円〜5千円
- エレキギター本体:エレキギターは、音質や演奏性、品質などによって価格が異なります。初心者向けのエレキギターは、3〜5万円程度。また、高品質なエレキギターを求める場合には10万円以上になる場合もあります。
- ギターアンプ:エレキギターには音を出すためにアンプが必要です。初心者向けのアンプは、5千円~1万円程度になります。高品質なアンプを求める場合には、5万円以上になる場合も。
- ピック、ギターシールド:エレキギターを演奏するには、ギターシールド、ピックなどのアクセサリーも必要です。これらのアクセサリーは、合計で2千円〜5千円程度になります。
これらを合算するとエレキギターを購入するためには、周辺機器を合わせて4万円~10万円程度の予算が必要になります。また、消耗品となるギターの弦やギターの掃除用クロスなども今後必要となりますので購入しておくことをおすすめします。
弦やクロスなどの消耗品は2000円ほどで揃えられます。
予算については個人の要求に応じて変わりますので、購入する前によく調べてから決定しましょう。
エレキギターの選び方解説
エレキギターの種類を選ぶ
エレキギターにはたくさんの種類がありますが、ここでは代表的なモデル3つとその他のモデルについて紹介していきます。
- テレキャスター
- ストラトキャスター
- レスポール
- その他
テレキャスター|今時のロックに最適なキレのいい音色
愛称は「テレキャス」。テレキャスターは1951年にレオ・フェンダーによって開発されたエレキギターで、非常に特徴的なデザインです。キレのいいジャキジャキした音で、カントリーやブルース、ロックなど幅広いジャンルで使われています。
近年ではストラトキャスターやレスポールを抑えるほど人気があり、初心者からプロまで幅広く愛用されています。また、フェンダー社のテレキャスターはモデルも豊富にあるため、低めの予算でも満足いくギターを見つけやすい傾向にあります。
ストラトキャスター|王道のエレキギター
ストラトキャスターもフェンダー社が開発した代表的なエレキギターのひとつ。愛称は「ストラト」。比較的軽量で扱いやすく、ボディ形状のカーブやフレットの角度などが、演奏性を高めるように設計されています。
クリーントーンや高音などが気持ち良く鳴ってくれるのが特徴で、ジャンル問わず活躍するギターです。高音が強めなため低音を重視するハードロックなどでは重みが足りないと感じるかもしれません。
レスポール|重みのある太い音
レスポールは、1950年代にギブソン社が開発したエレキギターです。重厚で太めの音が特徴。ひょうたんのような丸みを帯びたボディ形状で、セットネック構造を採用しておりボディとネックが一体化しています。
この構造により、レスポールはサステイン(音の伸び)が長く、豊かで太い音が出ます。また、プレイヤーの演奏に応じて出す音色が変わることも魅力の一つです。
レスポールは定番のギブソン・レスポールやエピフォン・レスポールなど、多くのメーカーからリリースされています。
中でも、ギブソン社のレスポールは高価格帯であり、中級者以上向けのモデルです。一方、エピフォン社のレスポールは、比較的低価格帯であり、初心者でも手が届きやすいギターになります。
その他のタイプ
ストラトキャスターやレスポール、テレキャスターが一般的なギターと言えますが、それ以外にもエレキギターはたくさんの種類があります。
- フェンダー社がレスポールを意識して作ったジャズマスター
- ジャズマスターを改良して作られたショートスケールネックが特徴のジャガー
- ボディもネックもコンパクトに作られているムスタング
- ジャズやフュージョンなどのジャンルで使われるホロウボディタイプのギター
- メタルなどで使われる変形ギター
- アコースティックーとエレキを融合させたエレアコなど
これらのエレキギターにはそれぞれ特徴的な音色や見た目、弾きごごちがあり、得意とする音楽ジャンルもまちまち。
初心者の方がこれからロックギターを始めるのにギター選びを迷うのであれば、1番代表的と言えるテレキャスター、ストラトキャスター、レスポールから選ぶという手もオススメです。
エレキギター選びに重要な5つのポイント
エレキギターを選ぶ時に失敗しないポイントは5つあります。ギターを選ぶときは下記のポイントから大きくずれていないか確認しましょう。
エレキギター選びのポイント5選
①好きな見た目であること
②納得のいく価格であること
③長く使えるギターであること
④アンプにつないだときいい音が鳴ること
⑤王道メーカーを選ぶこと
特に重要な項目は①好きな見た目であること。ギターを続けるモチベーションアップのためには気に入ったルックスであることが望ましいです。例えば見た目が好きじゃないギターを楽器屋さんの店員さんに進められたからなんとなく購入してしまうと、後々ギターを弾かなくなってしまう可能性もあります。
上記5つのポイントを考慮することで、初心者が適切なエレキギターを選ぶことができます。また、購入前には販売店で実際に見てみたり、ネットの口コミなどを参考にして情報を集めながらエレキギターを選ぶよう心がけましょう。
エレキギターの失敗しない選び方については次の記事で詳しく解説しています。
予算5万円でおすすめのギター4選
ここでは予算5万円で買えるおすすめギターを紹介します。ギターの予算としては多いと言えませんがこの価格帯でも長く使える良いギターはたくさんあります。まれに『粗悪品』と呼ばれる品質の悪いギターも紛れていますので選定には注意が必要です。
Epiphone / Inspired by Gibson Les Paul Junior Tobacco Burst
名門ブランドのGibsonに習い作られたモデルです。本家Gibson公式のセカンドブランドなので、品質や音色に関して自信を持っておすすめできます。
YAMAHA PACIFICA112V VW エレキギター ヴィンテージホワイト
楽器の名門ヤマハが生み出した低価格ながらプロでも使用できるスペックを実現したエレキギター。見た目も美しく、多彩な音色も再現できるオールマイティなモデルです。
Epiphone | SG Classic Worn P-90s
艶消しフィニッシュによるヴィンテージのような仕上がりが◎なギター。音抜けの良いピックアップ”P90”を採用しています。
Squier by Fender | Classic Vibe ’50s Telecaster
低価格帯ながらフェンダー製のピックアップなどを使用しておりクオリティの高いエレキギター。50年代のフェンダーテレキャスターをイメージして作られています。
予算10万円でおすすめのエレキギター5選
予算10万円で買えるおすすめのギターを紹介していきます。
この価格帯なら、フェンダー社のエレキギターがオススメ。僕も長年フェンダーのテレキャスターを使っていて、その前に買ったギターもフェンダーのストラトキャスターです。どちらも10年以上トラブルなく使えており、耐久性も抜群です。
フェンダー社のギターについては以下の記事にオススメ品をまとめてあります。
Fender Player Telecaster PF 3TS エレキギター
様々なジャンルの音楽に対応できる多様性のあるギターです。テレキャスター独自の音色は一度ハマるとクセになります。耐久性もあり、長期間愛用できるモデルです。
ちなみに僕はテレキャスターが1番好きです。
Fender Player Stratocaster HSS Plus Top PF TBS エレキギター
エレキギターの王道と言えばストラトキャスターの形を思い浮かべる人も多いはず。キレのあるサウンドが好みの方は是非。
Fender Player Mustang®︎ 90, Maple Fingerboard
ムスタングの特徴はなんといってもネック部分が短い(ショートスケール)なところ。女性や子供にもおすすめできる一本になります。
僕の大好きなギタリストcharさんもムスタングを愛用されていますよね。
また、見た目も個性的で格好良いモデルです。
Fender MEX | Vintera 50s Stratocaster Modified
フェンダー黄金時代のスタイルとサウンドを求める人向け。本家Fender USAに負けないほどのポテンシャルを持ったギターです。
Fender Made in Japan | Traditional 60s Mustang
ショートスケールを採用しているので小ぶりで初心者でも弾きやすいのが特徴。プレイヤーのニーズに柔軟に対応したギターです。
ギターアンプの選び方完全解説
ギターアンプの価格帯と予算設定のポイント
ギターアンプの価格帯と種類
ギターアンプの種類は数えきれないほどあり、それに応じて価格も数千円〜数百万円と幅広くなっています。価格に関しては初心者の人が初めて買うアンプであれば数千円〜数万円あれば十分です。
中級者や上級者の人であれば10万円以上のアンプを選ぶのも良いと思います。僕の場合は最初は初心者セットだったので、おそらく5千円ほどのギターアンプだったと思います。その後すぐ約3万円のフェンダー社製アンプを購入し、中級者と言っていいほどの実力がついてからは15万円程の海外製アンプを購入しました。
ギターアンプの種類は小型の練習用アンプから、ステージで使用するための高出力アンプまで、さまざまな種類があります。また、真空管アンプ、トランジスタアンプ、モデリングアンプなど、音質や機能によっても種類が分かれます。
アンプのモデル | 特徴 |
---|---|
真空管アンプ | 暖かみのある豊かなサウンドが特徴で、歪みをかけた際の音質も良くロックやブルースなどのジャンルに向いている |
トランジスタアンプ | 音がクリアで高域の表現力が優れているため、ジャズやポップスなどのジャンルに向いている |
モデリングアンプ | 複数のアンプの音質や特性をモデリングして再現できる。一つのアンプで多彩な音色を出すことができ、多様な音楽ジャンルに対応可能 |
ギターアンプの予算設定のポイント
ギターアンプの予算は音質にどこまでこだわるのか、または演奏スタイルによって変わってきます。一般的に予算が高いアンプほど良い音が出せるため、プロのミュージシャンや音楽愛好家は高めのアンプ(10万円以上)を選ぶ傾向にあります。
一方、初心者や予算に制限のある人は、低価格帯(数千円〜数万円)のアンプを選ぶことが多いと思いますが、近年のアンプは安くても十分な音色で演奏できるものが多いです。ただし、耐久性や音質、機能面で妥協が必要な場合があります。
自分の目的に合わせたアンプを選ぶことも予算設定のポイント。例えばアンプを使う場所が自宅なのであれば一般的に音量は小さめになるため、低出力のアンプが必要です。逆にスタジオやライブで使用する場合は、大出力のアンプが必要になりますので自分の使う環境に合わせて選ぶと良いでしょう。
最終的には、予算に応じて必要最低限の機能を備えたアンプを選ぶことが大切です。また予算設定をする前に、自分の演奏スタイルや目的、好きな音楽ジャンルなどをしっかりと把握しておくことが良いアンプ選びのポイントとなります。
予算6千円から7万円で買えるおすすめアンプ5選
予算6千円〜7万円程で購入できるオススメのギターアンプを紹介します。初心者〜上級者でも安心して使えるギターアンプを厳選しましたのでぜひアンプ選びの参考にしてください。
BOSS | IKEBE ORIGINAL KATANA-MINI RED [KTN-MINI-R]
出力 | 7W | 電源 | 電池(単3 形)× 6 またはAC アダプター |
重量 | 1.2kg(電池含む) | 寸法 | 230(幅)× 116(奥行)× 181(高さ)mm |
持ち運びが簡単で一台目の練習用アンプとして最適
■バッテリー駆動が可能で軽量(1.2kg)なため、気軽にリビングやベッドルームへの持ち運びや屋外での演奏に便利
■クリーンサウンドからディストーションサウンドまでさまざまなサウンドの表現が可能
■ディレイ効果のエフェクト調整機能もついており温かみのある音作りができる
Orange | Crush Mini
出力 | 3W | 電源 | 9V電池、9VDCアダプター |
重量 | 904g | 寸法 | 150x140x80/mm |
コストパフォーマンス最高の練習用ミニアンプ
■クリーン、歪みともに3Wとは思えないパワフルなサウンド
■チューナーが搭載されておりお得
■軽量で持ち運びやすい
■デザイン製◎
Fender USA | Mustang LT25
出力 | 25W | 電源 | 電源ケーブル |
重量 | 5.7kg(電池含む) | 寸法 | 368(幅)× 210(奥行)× 324(高さ)mm |
ギターアンプ1つで無数の音作りが可能
■エフェクトは歪み、コーラス、ディレイなど25種類を搭載
■はじめから作り込まれた音色が50種類あり、すぐに完成されたセッティングで演奏が可能
■自分で設定した音を保存することも可能
BOSS |KATANA-AIR
出力 | 10W | 電源 | AC アダプター(DC9V)、電池(単3 形) |
重量 | 4.4kg | 寸法 | 414(幅)× 285(奥行)× 255(高さ)mm |
屋外での演奏にも最適。歌って演奏したい人にベストなギターアンプ
■2チャンネル仕様可能なため、ギター+ボーカルマイクなど他の楽器も同時接続可能
■ルーパー機能がついており、自分で引いた演奏とセッションが可能
■ストリートでの演奏をする人に最適
YAMAHA | THR30II Wireless Black
出力 | 30W | 電源 | ACアダプター、充電式バッテリー※駆動時間約5時間 |
重量 | 4.3kg | 寸法 | (W×H×D) 420×195×155 mm |
自宅練習用アンプでも音にこだわりたい方に強くおすすめ
■歪みや、内蔵エフェクト、アンプシュミレーターともに高品質な音
■ワイヤレスで演奏が可能。わずらわしいケーブル接続の必要なし
■充電式バッテリー内蔵なのでどこでも持ち運び可能
エレキギターとの相性を考慮した選び方のポイント
エレキギターの音作りにおいて、ギターアンプとの相性は非常に重要。個人的にはレスポールのように低音域が得意なギターは、マーシャルなどの真空管アンプと相性が良く、テレキャスター、ストラトキャスターのようなシングルコイルのギターはどんなアンプでもマッチしやすい傾向にあると考えています。
エレキギターとアンプの相性が良い組み合わせについていくつか例を紹介します。
組み合わせの例 | 概要 |
---|---|
ストラトキャスターとフェンダー社ツインリバーブアンプ | ストラトキャスターはトーンが明るく、中高域が引き締まっているので、透明感のあるサウンドに向いています。ツインリバーブアンプはクリーンサウンドが美しく、リバーブ効果が大きいので、ストラトキャスターの響きを活かしつつ、豊かな響きを加えることができます。 |
レスポールとマーシャル社真空管アンプ | レスポールは低音域が豊かで、重厚感のあるサウンドに向いています。マーシャルアンプは中高域が引き締まっているので、レスポールの低音域と相性が良く、迫力のあるサウンドを作り出すことができます。 |
テレキャスターとフェンダー社フェンダーデラックスアンプ | テレキャスターはストラトキャスターよりもトーンが暗く、中低域が豊かです。フェンダーデラックスアンプは真空管アンプで、暖かみのあるサウンドが特徴的です。テレキャスターのトーンと相性が良く、音色の変化が豊かなサウンドを作り出すことができます。 |
これらの組み合わせは一般的な例であり、実際には楽器やアンプの種類や個体によっても相性は異なります。そのため楽器ショップで試奏したりYouTubeで試聴することで、自分の好みに合った組み合わせを探すことが大切です。
中古市場を利用した予算節約術
中古エレキギター市場の現状と利用方法
中古市場は新品市場と比べて価格が安く、種類も豊富です。中古エレキギターを購入することで、予算を抑えつつ自分に合った楽器を手に入れられます。
中古市場を利用するときのメリットとデメリット、利用方法を解説するよ!
中古市場のメリットとデメリット
中古市場のメリットは、価格が安いことや、種類が豊富で希少な品物が見つかることです。また、使い込まれているためヴィンテージのように味のあるギターも見つけやすい傾向にあります。中古のギターは楽器屋に加えてハードオフなどの中古屋さんでも取り扱っていることが多く、新品に比べてより多くの個体から選ぶことができます。
一方デメリットは、使用状況や保管状況によって痛みや故障がある場合があること、高級なギターを模倣した偽物が流通している可能性があること、購入後の保証がないことなどが挙げられます。
オークションサイトやフリマアプリの利用方法
中古市場での探し方として、楽器屋や中古屋以外にもオークションサイトやフリマアプリを活用する方法もあります。オークションサイトやフリマアプリの利用時は以下の3点に気をつけましょう。
- 売り手のプロフィールや評価を確認し、取引相手を信頼できるかを確認すること
- 質問や交渉ができる場合は行うこと
- 支払い方法や配送方法を確認すること
取引前に細かな条件を確認し、トラブルを未然に防ぐことが特に大切です。
中古市場での3つの注意点とリスク管理の方法
中古市場でのエレキギターの購入には、3つの注意すべき点があります。
- 試奏などで確認すべき箇所を見ておく
- 偽物や故障品を見分ける方法を知っておく
- 取引方法や支払い方法に注意しておく
購入前に上記の点を確認しておくことで、安心して中古市場を利用できます。
試奏などで確認すべき箇所を見ておく
中古エレキギターを購入する前に試奏か、購入先へ質問をすることで以下の点を確認しておきましょう。
- 弦の高さが適正であるか
- ネックに反りがないか
- ピックアップやスイッチ、ボリュームのつまみが正常に動作するか
- アンプに繋いで音が出るかどうか
判断が難しい時は店員さんや購入先にどんどん問い合わせてください
偽物や故障品を見分ける方法を知っておく
中古エレキギター市場には、偽物や故障品が出回っていることがあります。特に高級なギターの場合は偽物が多く出回っているため、価格が極端に安くないか、ロゴの表記がおかしかったり不自然になっていないかをよく確認しておきましょう。
故障品を見分けるには、試奏や店員さんに頼んで動作確認を行う他、ボディにヒビやキズがないか、配線関係の破損や修理跡がないか、そしてボリュームやトーンノブなど細かい部分の動作に異常がないかなどを確認しましょう。
取引方法や支払い方法に注意しておく
中古市場での取引方法や支払い方法にも注意が必要。具体的には
- 取引相手の評価や評判
- 口コミ情報を調べること
- メッセージのやりとりや電話での確認
- 質問をすること
上記4つに注意しましょう。また、支払い方法については、クレジットカードや代金引換などの安全な方法を選ぶことが望ましいです。
中古エレキギターの購入手順とトラブル時の対処法
中古エレキギターの購入手順
中古エレキギターを購入する際の手順は、以下のようになります。
- 自分が欲しいギターのブランドやモデル、予算を決める。
- ネットショップやオークションサイト、中古楽器店などを利用して、中古ギターの在庫を検索する。
- 購入を検討するエレキギターの画像や説明文を注意深く確認し、不明点は事前に質問する。
- 中古ギターに関する詳細情報を収集し、価格の妥当性を判断する。一般的に、同じモデルの新品よりも安価になっていることが多いが、状態によって差があるため注意が必要。
- 欲しいエレキギターが見つかった場合は、出品者にコンタクトして商品の購入方法や支払い方法、発送方法を決定する。
- 取引前に出品者の評価やレビューを確認する。また、取引時にはトラブル防止のために、通信や支払いの記録を取る。
トラブル時の対処法
中古エレキギターを購入した場合、トラブルが起きることもあります。ここでは、よくあるトラブルとその対処法を紹介します。
- 動作不良:ネックやフレット、ピックアップなど、不具合箇所を見極め、修理や交換を行いましょう。
- 配送トラブル:配送時の不慮の事故によって傷ついた場合は、返品や交換などを行いましょう。
- お金のトラブル:購入金額や配送料、手数料などに不正があった場合は、問い合わせや裁判所を通じた対処を検討しましょう。
中古エレキギターを購入する際は注意深く確認し、トラブルに備えることが大切です。上記のポイントをしっかりと押さえて、理想の中古エレキギターを手に入れましょう。
手っ取り早くギターを始めるなら初心者セットがオススメ
価格を抑えて手間も省きたい人はエレキギターの初心者セットがオススメ。セットにはエレキギター本体のほかに、ギターアンプやギターシールド、チューナー、ピック、ストラップのように必要なものが全部入っています。
さらに、教則DVDや教則本もついてくることも。初心者セットは価格の安さだけでなく、すぐに演奏が始められるという利点があります。
エレキギター初心者セットのメリットとデメリット
エレキギター初心者セットのメリットは、初心者が必要なアイテムが一式揃っているため、手軽に始めることができる点です。また、セットで購入することで、一つずつ買うよりも割安になる場合が多いです。
一方デメリットとして、セットに含まれるアクセサリーの品質が低いことがあります。本格的に弾くためには後々高品質なアクセサリーを買い直す必要があるかもしれません。
僕の場合ギターシールドやピックなどは消耗品のため低品質でも問題なかったけど、ギター、アンプ、チューナーは初心者を脱出する頃に買い直すことに…
エレキギター初心者セットの選び方
エレキギターセットを選ぶ際には、自分が好きな見た目であるギターのセットを選ぶことが重要です。これは単品でギターを買う時と変わりません。また、予算や経験値に合わせて、必要最低限の機材を揃えるという意識も大切です。
購入前に色々なセットを比較して自分に合ったものを選ぼう。
低価格である代わりにあまり高品質ではない場合もありますが、初心者がエレキギターを始める最初の一歩を踏み出すのに最適なのが初心者セットです。
人気のエレキギターセットの紹介
エレキギター初心者向けのセットは多数のメーカーやブランドから発売されています。ここでは、人気の高いエレキギターセットをいくつか紹介します。
Squier by Fender Mini Stratocaster SET
Fenderのストラトキャスターの小型版であるミニストラトキャスター。セットには練習に必要なアイテムが7つ付属。教則本も付いており、初心者でもすぐに練習を始めることができます。
セット内容は、エレキギター、ヘッドホンアンプ、チューナー、ピック、ストラップ、教則本(DVD付き)、専用ギターケース。安価でありながら、Fenderが誇る音質と演奏のしやすさを備えています。
Epiphone Les Paul Studio Ebony エレキギター 初心者14点セット
「エピフォン・レスポール・スタジオ」は、80年代に発売されたレスポール・ギターの現代版です。昔ながらのサウンドを重視しながら、装飾を減らして軽量化を実現しました。
セットにはギター本体、ソフトケース、ギタースタンド、チューナー、ストラップ、カポタスト、クロス、ピック、ピックケース、交換用弦、ストリングワインダー、ギターシールド、ヤマハアンプが含まれています。
YAMAHA Pacifica112V Pack
ヤマハが展開するエントリーモデル。ギター本体はシングルとハムバッカーのピックアップがあって、歪みの音もクリーンの音も多彩な表現ができます。
軽くて持ち運びやすく、調整のしやすさも魅力的です。アンプ、ストラップ、ピック、チューナー、バッグ、クロス、ギタースタンド、教則本など12個の道具が入っています。
以上が初心者におすすめのエレキギターセットの紹介です。初心者セットを利用することで、初めてのエレキギターをスムーズに始めることができます。
エレキギター購入に関するQ&A
- エレキギター初心者におすすめのセットはある?
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エレキギター初心者におすすめのセットとして、エレキギター本体、アンプ、ケーブル、ピック、ストラップ、ギターバッグがセットになったエレキギター初心者セットがあります。予算内で手軽に必要な道具を揃えられるため、初心者の方に特におすすめです。
- エレキギターを購入する時に準備するべきアクセサリーは何?
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エレキギターを購入するときは、ギターアンプ、ギターシールド、ギターケース、弦、ピック、メンテナンス用品、チューナーなどのアクセサリーを準備する必要があります。これらはギターを保護したり、演奏に必要なアイテムです。
- エレキギターの予算を抑えるにはどうしたらよいですか?
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エレキギターの予算を抑えるためには、まずは予算内で購入できるものをリサーチすることが大切。また、初心者セットや中古品、アウトレット品を検討することもおすすめです。さらに、アンプやアクセサリー類は必要最低限のものを揃え、後から必要に応じて購入することで、初期費用を抑えることができます。
エレキギターの予算と選び方まとめ
エレキギターをこれから始める方向けに、予算の目安と選び方について解説してきました。予算は大体4〜7万円が目安、選ぶべきポイントとしては長く使える質の良いモデルであること。
エレキギターを購入する際、予算と選び方は大きなポイントです。最初は高価なものを買うことはできないかもしれませんが、本記事を参考に予算内で最高のギターを見つけることを意識しましょう。
エレキギターを選ぶときは、重さ、サイズ、音の質、スタイル、ブランドなど多くの要素があります。自分に合ったものを選ぶために、慎重に調べて比較することが大切です。
予算内で手に入れられるおすすめのエレキギター初心者セットも紹介しました。ギター、アンプ、ケーブル、ストラップ、ピック、そしてケースなどが含まれており、初心者が手っ取り早くギターを始めるにはこのようなセットもオススメです。
本記事に書いた情報を参考に、あなたにとって最適なエレキギターを見つけてください。
何よりきみ自身が気に入ったギターを選ぶことが重要!
みなさんにあったエレキギターを見つけ出し、楽しいギターライフを開始しましょう!
エレキギターの始め方から、上手くなるまでの完全ガイドはこちらをご覧ください。
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