- ギターを始めたばかりの人
- 弦の交換方法をわかりやすく教えてほしい!
- 必要な道具は?
ギターの弦交換はギタリストにとって重要なスキル。新しい弦に交換することで音質もよくなり、演奏性も向上します。
ギターの弦は消耗品であり、錆びたり切れたりするので弦交換は必ず通る道でもあります。
この記事では初心者の方でも理解しやすいように、ギターの弦交換に使用する道具や交換方法(ストラトキャスタータイプ、レスポールタイプ)、交換頻度について詳しく解説します。
これからエレキギターを始める人、初心者はまずこの記事がおすすめ!
→【エレキギターの始め方】選び方や上手くなるまでを徹底解説【手順6つ】
ギターの弦交換に必要な道具を準備しよう
ギター弦を交換するには、以下の道具が必要です。
- 弦
- 弦を切るニッパー
- クロス(あれば便利)
- ペグ回し(あれば便利)
最低限、弦とニッパーがあれば弦交換できます!
ここではそれぞれの道具の役割と使用方法を説明します。
弦
当然必要となるのが交換用の弦。ギター弦は、弦の材質とゲージ(太さ)によって異なる音質や演奏感が得られます。
細い弦の場合 → 弦が柔らかく押さえやすい。弦を弾いた時の鳴りが小さく感じる。
太い弦の場合 → 弦が硬く押さえにくい。弦を弾いた時の鳴りが大きく、弾きごごちが良い。
弦の太さは個人の好みによるものが大きいので、いろんな種類を試してみてください。初心者の場合はまず演奏しやすい細めの弦(.009-.042)を選ぶとよいです。
僕は(.010-.046)を愛用しています。弾いた感触が心地いい!!
» オススメの弦(ダダリオ社製)を徹底レビューした記事はコチラ
弦を切る道具(ニッパー)
余分な弦を切断するために必要となるのがニッパーです。ストリングカッター、ストリングワインダーとも言われます。
ニッパーを使用して安全かつ正確に余分な弦を切断しましょう。
クロス(あれば便利)
クロスはギターを掃除するための道具です。ボディやネックを拭き埃や汚れを取り除くことで、交換後の弦の寿命を延ばすことができます。
ペグ回し(あれば便利)
ペグ回しは弦を巻き付ける際、ペグを回す動作を補助してくれる道具。巻き付ける作業を効率的に行えるため、弦交換の時に便利な道具です。
ストラトキャスターの弦交換方法
まずは、ストラトキャスターの弦交換手順を詳しく解説します。
全ての弦を外す
弦交換を行う前に一度全ての弦を外しましょう。ペグを回して弦を緩めてから、一本ずつニッパーで切って外していきます。
ギターをクロスで拭く
クロスを使ってギターのボディやネックを拭きましょう。弦を外すことで、普段は掃除できない部分の埃や汚れを取り除くことができます。
新しい弦を用意する
新しい弦を選んで準備します。自分の演奏スタイルや好みに合わせて適切な弦を選びましょう。
弦をボディ裏の穴から表へ通す
弦をボディ裏の穴から表側に通しましょう。通し方はギターの種類やブリッジの形状によって異なる場合があります。
どの弦からでも大丈夫。僕はいつも6弦から1弦へ向けて交換するようにしています。
弦をペグ穴に通し、ペグの間隔の約2個分くらいで90度に折り曲げる
ペグ穴から弦を通して、ペグの間隔の約2個分くらいで弦を90度に折り曲げます。
この角度に折り曲げることで、弦がペグにしっかりと固定されます。
弦を指で押さえながら巻き付ける
90度に折り曲げた箇所をペグ穴に引っかけて、弦を巻いていきます。弦を巻き付ける際には、ペグの根元にある弦を指で軽く押さえながら巻き付けましょう。
弦を押さえながら巻いていくことで、下に下に巻き付けていくことができ、きれいな見た目になります。
他の弦も同様に巻き付ける
残りの弦も同様の手順で交換していきます。
弦を伸ばしてチューニングしやすくする
弦を巻き付けた後、弦を引っ張って伸ばしてください。この作業によって、弦が緩むことなくチューニングがずれにくくなります。
弦交換の後はしっかりと弦を引っ張り、その後にチューニングを行うことが重要です。僕は9フレット目当たりから弦を引っ張り、そのまま4フレット辺りまで滑らせるように弦を伸ばしています。
この作業は思っている3倍強めの力でやっておくべき!
余った弦はニッパーで切る
弦を巻き付けた後、余った弦はニッパーを使って切断しましょう。安全かつ正確に切るためにニッパーは大事です。
レスポールの弦交換方法
レスポールの弦交換手順を詳しく解説します。
基本的にはストラトキャスターと一緒です。
全ての弦を外す
弦交換を行う前に一度全ての弦を外しましょう。ペグを回して弦を緩めてから、一本ずつニッパーで切って外していきます。
ギターをクロスで拭く
クロスを使ってギターのボディやネックを拭きましょう。弦を外すことで、普段は掃除できない部分の埃や汚れを取り除くことができます。
新しい弦をテールピースから通す
レスポールの場合、まず弦をテールピースの穴から通します。弦がテールピースにしっかりと通るように注意しましょう。
ここがストラトキャスターとは違う部分です。
弦をペグ穴に通し、ペグの間隔の約2個分くらいで90度に折り曲げる
ペグ穴から弦を通して、ペグの間隔の約2個分くらいで弦を90度に折り曲げます。
弦を指で押さえながら巻き付ける
90度に折り曲げた箇所をペグ穴に引っかけて、弦を巻いていきます。弦を巻き付ける際には、ペグの根元にある弦を指で軽く押さえながら巻き付けましょう。
弦を押さえながら巻いていくことで、下に下に巻き付けていくことができ、きれいな見た目になります
弦を伸ばしてチューニングしやすくする
弦を巻き付けた後、弦を引っ張って伸ばしてください。この作業によって、弦が緩むことなくチューニングがずれにくくなります。
弦交換の後はしっかりと弦を引っ張り、その後にチューニングを行うことが重要です。僕は9フレット目当たりから弦を引っ張り、そのまま4フレット辺りまで滑らせるようにして弦を伸ばしています。
余った弦はニッパーで切る
弦を巻き付けた後、余った弦はニッパーを使って切断しましょう。安全かつ正確に切るために、ニッパーを使用することをおすすめします。
弦交換の目安と頻度
弦交換の目安と頻度について説明します。一般的な目安としては、定期的なメンテナンスとして、一か月~三か月に一度の頻度で弦を交換することが推奨されます。
あくまで推奨なので、自分の好みの頻度で変えるようにしましょう。弦が錆びたり劣化して音質が低下した時、ライブなど大事なイベントの前に交換しておくくらいの感覚で大丈夫です。
まとめ
ギター弦の交換は、ギタリストにとって重要なスキル。正しい交換手順を守りながら必要に応じて弦交換を行うことで、ギターの音質や弾きやすさを向上させることができます。
自分の好みに合わせた弦の選択や適切な弦交換のタイミングを把握し、ギター演奏を楽しんでいきましょう。
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